私一人が傷付くことが残された価値判断【12.3追記】
8月下旬の北海道は
もう既に " 夏の陽射しが弱まるように心に翳が " 刺すような季節になってきているように思います。
以前まで、私が5年近く暮らしていた京都と一番違う点は、今時分の季節の気温なのかもしれません。
なにしろ去年の今頃は
出勤の徒歩の時間だけで、大量の汗を流していたというのに。
止まらない自分の発汗作用の中、竹内まりやのSeptemberを聴きながら、耳元のイヤホンを汗でベトベトにして。
今年は、もう既に半袖を着るのを躊躇っている。
暑がりの私からすると、この事実はとても喜ばしいことです。
もうすぐ9月
September
そして あなたは 秋に 変わった (以下、成年の主張)
この曲と言えば
私からすると仕事の繁忙期の心の拠り所、もしくは慰めの曲なんです。
曲自体のテーマは、失恋した女性の立ち直り方の一つをご紹介みたいな感じだと思うのですが。
私からすると、搾取と奉仕という関係性が労働だけでなく恋愛にも潜んでいるような、そんな気分を想起させる曲なんです。
またそれだけでなく、人間同士の関係性に隷属という要素がどうしても本質的に含まれてしまうことを、遠回しに表現しているような。
そして、隷属する側が幸福になるためには、創造的な思考が不可欠なのだということを、暗に主張しているような。
この考えには
まずまずの歪みが含まれているということを、私は自認しています。
しかしながら、だからこそ、私にとって重複した価値を持つ慰めの曲となるのです。
愛しき私の価値判断。(笑)
【Septemberの特徴】
曲調の明るさと対照的な歌詞の物悲しさ
【Septemberの中の物語】
失恋に対し気丈に振る舞うも
捨てられたという事実から逃れられない女性が
悲しむこととは別の反応を選択する
【Septemberから感じ取る人間の思考】
奉仕したけど足りないなら
足らせるために薪を焼べるべきだ
ちょっと違う気もする。